そうだ、ニートになろう。
ここに出ている「ニート」たちがいるから、問題視され、このような番組が作られ、議論される。
つまり、「ニート」のような普通とは違った価値観を持った人はこの世の中を変える力を持っている。
アリ社会に、働かない働きアリが必要な理由と一緒で、世の中に多様性があるから世の中がいい方向に向かう。
29:19~の敗戦直後の日本社会は超ブラック企業だらけだった。というのは今のニートみたいな考えを持っている人の考えは徹底的に叩きのめしていたから。
そのブラック企業を良くしていったのは、当時は悪とされていた怠ける精神。
この動画のコメント欄でニートのことを全否定している人が多いが、そういう人らが日本のブラック企業(社会)の諸悪の根源だと思う。
悪いのはどっちか。と問えばブラック企業が悪いと答える。
しかし、朝から晩まで休みなく働いている社畜と必要最低限の収入しか稼がないニート。
悪いのはどっちか。と問えばニートが悪いと答える。
おかしい、おかしいのだ。
結局、他人が楽するのは許せないという、全く意味のない感情でニートは悪とされている他ない。
楽して何がいけないのか、楽をすることは悪いことだろうか?
いや、違う。
同じ成果が得られるなら、楽な方がいいに決まっている。
また、橋下徹はニートを全否定しているわけではないが、20:30~の発言で分かるようにニートを完全にバカにして、見下している。橋下徹も、根性論押し付け、多様性を認めない、ブラック企業の諸悪の根源タイプだと思う。
なぜ、頭のいい彼らがニートをやっているか結論から言うと、若いうちはニートしながら楽をして、老後は生活保護で生きる。というのがこの日本の超世代間格差の不満を解消する唯一の方法だから。
日本の超世代間格差についてよく理解していない大人が多いが、彼らはよく理解している。
まぁ、世代間格差についてはよく理解していないのもしょうがない。というか国が隠しているから。厚生年金の仕組みなんて、本当にひどい。
「サラリーマンになれば、会社が年金を半分払ってくれるからお得だよ。」
なんて考えている人が多いかもしれないが、実際は会社が払っている分も事前に自分の給料から引かれている。※ただし、厳密にいえば半分の厚生年金を引いた上で最低賃金以上の給与になる為、最低賃金すれすれの場合は当てはまらない。
だから厚生年金保険料率の18.3%は実質すべて自分で払っているのと同じ
つまりもともと2.5%くらいが18.3%なので7倍以上。
正直、厚生年金のせいでサラリーマンは完全にオワコンになってしまった。
これに加え、消費税、そのほかいろいろな税金が上がっているのだ。
しかもそれが、若い世代に還元されているわけでもなく、老人たちに使われる。
だからといって今の政府が悪いわけでもない。
単純に世界トップの高齢化率がいけないだけ。
だから、
政治を変えようといくら努力しても、半分が高齢者になる日本がこれ以上良くはならない。なったとしても一時的。
じゃあ、
がんばっても無駄だよね。
そうだ、
ニートになろう。